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骨盤について


骨盤について

 ヒトにとって骨盤というのは、背骨という建物が乗っかり、移動するための脚の出元となっていることから全身のバランスの中枢部と言えます。非常に精密に出来ており簡単には壊れないように出来ているのですが、外傷を受けるとその際の歪みは記憶して残っている場でもあります。

結果として首の痛みであれ膝の痛みであれ、原因は骨盤の崩れから来ているのが原因です。全身に影響するため知れば知るほど簡単には触れられなくなる場とも言えます。

よく脚の長さの違いや身体の傾きなどから骨盤の歪みを決めることがありますが、どちらの脚を基準として長い・短いを決めるのかは相対的なため曖昧です。

身体が傾きつつも概ね真っ直ぐ歩けるのは平面上傾いているようでも三次元的には背骨の捻れで逃がしているというのが現状です。また日常からの骨盤の崩れはMRIやレントゲン等の画像診断では解りません。

当院では重力線という誰にでも当てはまる絶対的な基準を基に診断をしていきます。

重力なんて難しい言葉を使うと、聞こえは良いのですが、実はこの診断は古くからの外傷歴のある方ほど非常に難しいことがあります。

診断がつかない際は最低限の処置で済ませ正しく動いていただく期間を設けることもあります。診断が確定していないで、やたら手技を行うと、その時は分からなくても後々の失調の引き金になることがあるからです。

逆に単純な崩れ方の場合は骨盤の処置のみで全身がきれいに整うこともあります。また、現在の崩れが解決しても過去に受けた崩れが出てきたりと非常に奥深い結果が現れる場所です。

そのため、確定した診断と安全性を最優先にすべき場所です。なぜなら、機能的疾患(骨格の失調)は必ず後々器質的疾患(内蔵疾患)へと繋がるからです。

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